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ネットトラブル事例 ネットトラブル対処法 リテラシー

ニュースから見えてくるネットリテラシーとネットトラブル回避法

2020-10-09

今回は世間を騒がすニュースの中からネットトラブルに関わってくる事例に触れていきながらネットリテラシーの部分に迫ります。

併せてネットトラブル回避法を探っていきたいと思います。

日常生活の中で我々が見聞きする機会が多いニュースですが、ネットトラブルに関連した事案を度々耳にしますよね。

その中には、ちょっとした心がけやネットリテラシーが相応に備わっていたら避けられたのでは?と思うニュースも多いですね。

早速色んな事案に迫っていきたいと思いますが、その前に、ネットリテラシーという言葉にあまり馴染みが無いという方も少なくないのではないでしょうか。

まずネットリテラシーについて述べていきます。

ネットリテラシーとは?

ネットリテラシーの「ネット」の部分はインタ―ネットを指していると考えて頂いて問題ありません。

では「リテラシー」の意味は、どういう意味なのでしょう。

リテラシー(literacy)=使いこなす能力という意味になります。

もともと読み書きの能力(識字能力)を示す英単語になります。

そこから日本では「使いこなす能力」へと意味が拡張していきました。

したがって「ネットリテラシー」は「インターネットを適切に使いこなす能力」という意味合いになります。

このネットリテラシーですが、自分にはしっかり備わってると考えている大人も少なくないかと思いますが大人に於いてもネットリテラシーが伴ってないケースが有ります。

自身の「ネットリテラシー」を過信せず、今一度トラブルに巻き込まれない為のポイントを確認していきましょう。

ネット上にあふれる情報は正しくて身になる有益なものがある反面、実は根拠のないものや時に危険なものも多く存在します。

そして全世界に公開される特性から一度発信してしまった情報は半永久的に残り続けると考えて頂いて間違いは有りません。

こういった事も踏まえた上で快適に安全にネットを利用できている人こそネットリテラシーが備わった人と言えます。

我々が普通にネットを使う中でリテラシーを試されるシーンが有りますので下記で解説していきたいと思います。

情報を発信する際に問われるリテラシー

ネット上に何かしらの情報を発信したいと考えた時、気を付けたいのは個人情報の取り扱い・炎上リスク・誹謗中傷に発展するリスクの有無ですね。

誰の目にも触れる可能性が有るネット上で自分や他人の氏名・住所・写真を安易にアップロードしないという事を厳守していきましょう。

氏名や住所をハッキリと明かさなくても何気なくアップした1枚の写真から大半の事が明かされてしまう危険性も有りますので気を付けて欲しいと思います。

何故そんな危険に遭遇してしまう可能性が有るのかというとデジカメの画像データに「イグジフ」というデータが記録されていて、いつどこで、どんなカメラで撮影したのか分かるようになっています。

今から写真を撮ろうとしているそのカメラにGPSが搭載されていると写真の撮影地点が「イグジフ」に記録されている場合もあります。

イグジフは写真管理の際に大変重宝する機能となっているのですが使い方を誤ってしまうと個人情報がダダ洩れになる可能性があります。

そういった機能を把握せず何気なく撮った風景をアップロードしてしまう事で悪意のあるユーザーに情報が筒抜けになってしまう可能性が有ります。

しいては最寄り駅・生活圏などの特定に繋がりかねません。

情報を得る時に問われるリテラシー

ネット上で情報を得る際に気を付けたいのがガセネタを掴んでしまう可能性とコンピューターウイルスですね。

まず、あなたが見つけ出したネット上のその「答え」ですが、本当に信頼して良いと言えるでしょうか。

ここでもネットリテラシーが問われますね。

情報を発信した人がよく調べないでネット上に公表している可能性も決して0ではないのです。

そしてネットサーフィンをする以上、コンピューターウイルスに感染する可能性は少なからず出てきます。

コンピューターウイルスに感染してしまうと何が起きるかというと、やはり個人情報の漏洩などが懸念されますね。

コンピュータウイルスは一見便利そうな無害そうなフリーソフトに仕組まれている事が多いんですよね。

またメールに添付されてきたファイルを安易に開いてしまう事で感染するケースも有りますので基本的に、ソフトウェアは信頼のおけるところからダウンロードするという点と、メールに添付されてくるファイルは安易に開いてしまう前に相手が本当に添付ファイルを送ったのかなど、送信元に確認を取るのも大事ですね。

過去にコンピュータウイルスへの感染が招いた結果と言える事件が起きてます。

詳しくは下記で紹介していきたいと思います。

ニュースにもなったインターネット上で起きた事件

記憶から薄れている!という方も少なくないかもしれませんが、2017年、JALに於いて起きてしまった事件ですが、「振込先が香港の銀行に変更された」という趣旨の偽メールを受け取り最終的に数億円を騙し取られる事案が発生しました。

一見すると騙される方がどうかしてる!と思うかもしれませんが、実に巧妙な手口で誘導されていました。

犯人は本物そっくりの請求書を作成して、取引先が本物のメールを送った直後のタイミングで「訂正版」とし偽の請求書を送る手口でした。

偽の請求書は本物と区別がつかず、正規の請求書とそっくり同じ形式で作られていました。

情報が無い人間に、このような芸当が出来るわけもなく、色々と調査が進む中で取引先のパソコンがウイルスに感染し連絡先・メール・社外持ち出し禁止の情報が漏洩した結果ではないかと言われています。

こういった場面で問われるのがネットリテラシーの重要性ですね。

また、2016年4月に熊本で起きた地震に便乗し「ライオンが逃げ出した」という趣旨のデマを拡散した事案が有りましたね。

街中で悠然と佇むライオンの写真がTwitter上でアップされたおかげで、ただでさえ地震で混乱しているさなかに動物園には事実確認やクレーム等の電話が殺到し業務が著しく妨害される事件が起きました。

軽い気持ちで投稿したのは当時二十歳の男性で実際、逮捕にまで至っています。

冷静に確認すればデマだとすぐわかったはずですが、純粋な気持ちで信じてしまった人は一刻も早く危険を知らせなくては!と使命感に駆り立てられ一気に拡散し、瞬く間に大勢の人が知る所となりました。

尚、後に詳しく確認した結果、ライオンの写真は遠く南アフリカの地で撮影されアップされたもので著作権等一切無視してネット上で挙げられていたものを勝手に使用されたものだという事が判明しました。

ネットトラブルで新聞記事にもなった事案

以下に述べる事案は或いは知らないという方も居るかと思いますが「スマイリーキクチ中傷被害事件」というのがありました。

概要としては、お笑いタレントのスマイリーキクチ氏に対しネット上で1999年の春ごろから長期間、誹謗中傷が起きたものです。

ネットで誹謗中傷が起こる更に10年前、1989年に起きた「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の実行犯として突然に吊し上げられてしまいました。

もちろん、これは事実無根です。

事実無根にも関わらず、その情報を多くの人が鵜呑みにして「事件を笑いのネタにした」など、その内容は、どんどん加熱しました。

その後、2009年に書き込みを行った数人が書類送検され、後に不起訴処分に終わりましたが、ネット上に於いて一人の人間に対しての誹謗中傷をした複数の加害者が特定・一斉摘発されたのはコレが初めてでした。

この事実無根の記事は電子掲示板の2ちゃんねるから始まりました。(現5ちゃんねる)

「事件が起きた地域に住んでいたから」「犯人と同年代だから」といった理由で決めつけられてしまったそうです。

突然やり玉に挙げられてしまったキクチ氏は当初は「真実じゃないし無視してればそのうち飽きるだろう」と相手にしなかったそうですが状況は悪化の一途を辿りました。

最終的には加害者の特定と一斉摘発というところまで事態は進んでしまったわけですが、その後何とか収束はしたわけですが、検索窓に「スマイリーキクチ」と入れると今でも書き込みがヒットするという事です。

まさに「デジタルタトゥー」ですね。

人の噂も七十五日とよくいいますが、ネットでは事実無根であっても「デジタルタトゥー」として刻まれてしまうのです。

こんな風に誰かの加害者には絶対にならないでほしいと思います。

また、記憶に新しい所で取り上げるなら、「常磐道あおり運転事件」ですね。

報道されたドライブレコーダーに映っていた「ガラケー女を特定した」とする書き込みが挙げられた件ですが、これはまったく無関係の人が吊し上げられてしまいましたね。

あおり運転事件は2019年8月に置きましたね。

茨城県の常磐自動車道で車間距離を詰めたり前に回り込んで急ブレーキを掛けたり数キロにわたり危険運転を繰り返し、停車したら大きな事故が起こりかねない危険な車道で強引に車を止めさせ被害者男性を殴るなどしたあの事件です。

その時に加害者側の車に同乗していた人物がガラケーでその様子を撮影していたわけですが、その人物と間違えられて全く無関係の人が激しくバッシングされる事案が有りました。

無関係な女性は瞬く間に、何もしていないのに実名が晒されてしまいました。

程なくして逮捕されて然るべき人物が逮捕され騒動は落ち着いたわけですが、犯人扱いされ実名まで拡散されてしまった女性は投稿者や拡散した人たちを起訴し勝訴しています。

それにしても何故、全く無関係の女性がこのような被害に遭ってしまったのでしょう。

蓋を開けてみると全く根拠になってない事が根拠として挙げられている事が解りました。

「SNSにアップされていた画像と服装・体型が似ていた」「逮捕された男をSNSでフォローしていたから」等と言った理由で犯人に仕立て上げられてしまったようです。

事実無根で真に裁かれるべき人がつかまり事態は収束しても、時を変え形を変え、刻み付けられた傷は残り、その傷は枝分かれして色んな傷・苦悩を作っていきます。

そんな謂れのない誹謗中傷に対抗しうる手段は一つです。

SNSで最も起こりやすいトラブル事例

昨今、ニュースで幾度となく耳にする機会があると思いますが、SNSに於いて度々起こる「炎上」という状況・キーワードについて迫っていきたいと思います。

我々が周りが使ってるから、つい何気なく使ってしまってますが、そもそも「炎上」って何?と聞かれたら正解できるでしょうか。

私たちの感覚としてはネット上で、ある投稿に対しバッシングが加熱する状況を指して「炎上」と言っていますね。

この「炎上」中高生が火元になっている事も珍しくなく更なる炎上を目的とし面白半分で個人情報の特定に乗り出し、その写真を拡散したりする人も多く、その炎上した問題が次第に下火になった所で、一度悪意のもと晒されてしまった個人情報は何もしなければ延々と晒され続けるという事態を招きます。

これが非常に怖い・けれど最も起こりやすいSNS上に於けるトラブルです。

普段、私たちは対面で誰かと話す時というのは、相応に言葉を選びますよね。

そこに何かしらの誤解が生じてしまえばその都度訂正しながら円滑にコミュニケーションが取れます。

けれどSNSの場合、そういった事が出来なくなりますね。

安易に不適切な言葉を選んでしまったり言葉が足りなかったり違うニュアンスで読み手に取られてしまったりといった事が起こりやすくなります。

また強気になってキレイではない強い言葉で貶したりしてしまいがちです。

その時に、もし自分がそう書き込まれたらどう思うかなんて事は、ついつい置き去りにされてしまいますが「炎上」はこういった所から起こるものですね。

一度炎上してしまうと「そんなつもりなかった」では通用しません。

取り返しがつかない事態に陥らない為にもワンクッション置いてから書き込みましょう。

そして度々述べてまいりましたが「匿名性」は決してバレない事の保証ではありません。

顔の見えない相手に対して親しい友人や家族と会話するような感覚で遠慮・配慮のない書き込みをしたり過激なコメントをしたりするのは厳禁です。

被害者がプロバイダに対し発信者情報の開示を請求する事も十二分に考えられるからです。

sns関連のトラブルのニュースから見る子ども達への教育

色んな良い可能性を秘めているSNSですが、使い方を誤っているユーザーも少なくなく予期せぬ被害に巻き込まれる人も多くいますね。

予期せぬトラブルに巻き込まれる人が少しでも減るように、私たちはどんな対策が取れるのでしょう。

後を絶たない悪い事例から対策を探っていきたいと思います。

繰り返し起こるSNS関連の悲劇に対し、もちろん全く対策が無いわけではありません。

SNS上で繰り返される悲劇に対し教育現場でも授業を通し子供たちに真剣に考えてもらう機会を設けたり対策は進めています。

総務省では子どもたちにネットを安全且つ快適に使ってもらうために実際に起きてしまった悲しいトラブル事例をまとめて公開しました。

こういった取り組みを積極的に行ってる一方でSNS上で追い詰められ最悪、自ら命を絶ってしまう事例は減らないのが現状ですが、こういった現状を受け9月にはSNS上の誹謗中傷の対応方法・注意点の手引きが新たに盛り込まれました。

子供は勿論、大人でも時として線引きが曖昧になりやすい「誹謗中傷」のラインを明確にした上で自分の発言・行動が時に民事上・刑事上の責任を問われる可能性が有る事を指摘した内容になっています。

他に誹謗中傷に当たる投稿に関しては表示しない設定にする事やSNS事業者に投稿の削除を依頼する手順等も紹介しています。

総務省ではこういった事を授業を通して指導した上で子供たちに注意を促しています。

今はまだ顕著な効果に繋がってる実感は有りませんが、こういった地道な取り組みはSNSに於ける悲しい事例の芽を確実に摘んでると信じたいですね。

そして我々大人は常に子供たちにとって正しい手本であり続けたいですね。

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